HOME > コラム > ⑭バーチャルオフィスのもつデメリットのおさらい。

ここでもう一度わかりやすくバーチャルオフィスのもつデメリットをおさらいします。
ただし、以下に明記するデメリットはあくまでも一般的なバーチャルオフィスの特性であり、弊社築地BCバーチャルオフィスでは以下の問題において対策を講じている数少ないバーチャルオフィスです。



1・銀行口座の新規開設・・・法人銀行口座の開設が難しい。これはバーチャルオフィスを検討される方が一度は通る壁のひとつともいえます。バーチャルオフィスの場合はコネや人脈があるなどの特別な理由がない限り「事業としての実態がない」ことを理由に銀行口座開設を断られてしまうケースが非常に多くなります。一般的な企業では会社の法人口座がないと取引ができないケースも多いのでこれは大きなデメリットだと言えます。

2・許認可・・・派遣業や古物商などの許認可を「事業としての実態がない」ことを理由に取得できない可能性があります。許認可が必要な事業をする場合はあらかじめ確認しておきましょう。

3・創業融資・・・創業融資の審査に通りにくい特徴がある。創業融資は設立直後の会社にとって有効な資金調達手段ですが、バーチャルオフィスの場合は、「事業としての実態がない」とみなされて創業融資が通らなくなる可能性があります。

4・他社と住所が重複する可能性がある・・・バーチャルオフィスは複数の会社が利用しています。そのためバーチャルオフィスの住所で検索すると別の会社が表示されてしまいバーチャルオフィスであることがばれてしまう危険性があるため注意が必要です。

5・社会保険や雇用保険の申請が困難・・・こちらも銀行口座と同様に一般的なバーチャルオフィスだと社会保険・雇用保険の申請はできないと考えておきましょう。


以上、上記のようにもし、対個人ならまだしも、対企業相手にしっかりとしたビジネスをしていくのであれば、バーチャルオフィスを使うのは難しいかもしれません。
その背景いは、出会い系業者や振込詐欺グループのほとんどがバーチャルオフィスを使っていたため、バーチャルオフィスに対する風当たりは少々強くなっているのが実情です。

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