学生起業
夜にこんなブログを。。。
学生で起業されてる方も数多くいます。
学生で起業する方はどんな方がおおいのか?
特に学生は気になるところでしょう。。。
そんな皆さんの疑問にお答えしよいうかなと!
■ 起業する学生にはどのようなタイプが多いのか
● 文系or理系
文系と理系とでは、特別どちらが多いという偏りはないように思います。
●学部・専攻
文系の場合は、経営学部や商学系の学生が目立ちます。一方、理系の場合は、電子・情報処理・工学系の学部が多いようです。
■ 学生起業のメリットとデメリット
学生起業には、メリットとデメリットがあります。それぞれ頭に入れておきましょう。
● メリット
- 生活費に困らない
- 習得能力が高い
- 仲間が作りやすい
- 支援者を得やすい
- 元気と体力があり、長時間労働が可能
- 背負うものが少ない(家族を持ってからの起業は、さまざまな課題がある)
- 学生ならではの観点・発想(大人になると、常識にとらわれる)
- 学生の立場を利用できる(学校との交渉や、ほかの学生との交流)
■ 学生起業に必要なものは?
起業をする場合、必要なものとはなんでしょうか。行いたい事業にもよりますが、特に重要なものは以下の8つです。
● 1. 実務経験・ノウハウの習得
企業では当たり前に行うことが、学生にとってはすべて未知です。ビジネスマナーからビジネススキルまで、習得しなければならないことは多岐にわたります。
最低限のことは、企業でのインターンなどを通して、先輩から学んでおいた方が効率的でしょう。インターンを行う場合は、自分の興味のある業界から選びましょう。小規模な事業者の方が幅広く仕事を任せてくれます。起業するとあらゆる業務を自ら行うことになりますので、可能であれば社長のすぐ近くで仕事をすることをお勧めします。学べるものは多いでしょう。
● 2. 習慣
「学生起業のメリット」でも触れましたが、学生の非常に優れた点として「習得能力の高さ」が挙げられます。
若いうちに良い習慣を身に付けておけば、生涯の財産になります。スポンジのようにどんどん良い習慣を取り込んでください。経営の成否は社長の能力で決まります。
● 3. 仲間
多くの学生起業家は、趣味やサークルの延長で仲間と一緒に協力しながら起業しています。利害関係のない友人同士での起業は人一倍、強いきずなで結ばれるため、メンバー全員で思い切り業務に打ち込めるという強みにつながります。
● 4. アドバイザー
学生は若さゆえに、どうしても知識が不足し、視野が狭くなってしまいます。通常の企業では定石として行っているものが抜けてしまうことは多々あります。
これを避けるため、支援サービスや学校の教授、インターン先の企業などから、さまざまな支援やアドバイスを受けられるようにしましょう。アドバイス1つで、成否を分けるような大きな判断をうまく乗り越えられるでしょう。
● 5. 熱意と志
学生の資本は、社会人に比べてほとんどありません。ただし、「熱意」と「志」があると、さまざまな人が協力してくれるようになります。これは、社会人になってからでは得られにくいもので、学生の特権といえます。
ただ「もうけたい」というだけでは、共感は得られません。社会的な課題に対して熱意をもって解決していきたい、という志が重要です。
もちろん、「もうけたい」という欲求が事業を推進する面もありますので、決して「なくていい」というわけではありません。
● 6. 強みを生かす
学生である強みを最大限に生かす方が、勝算は高まります。
企業に勤める大人には分からないけれども、学生にはよく分かる、という分野があります。例えば、就職、学習、企画、広告、携帯分野などがそれに当たります。BtoBよりは、BtoCの商品の方が分かりやすいかもしれません。
とはいえ、そこは起業家の興味分野を優先した方がよいでしょう。未知の業界を選ぶ場合は、相応の調査や経験が必要になることを覚悟してください。
● 7. 集中戦略(ランチェスター戦略)
ベンチャー企業の最も重要な戦略の1つです。特に学生起業家にとって重要です。
ランチェスター戦略とは、局地戦(ニッチ市場)に勝つ戦略です。特定の顧客に最適な商品を提供する戦略です。逆に、大手の戦略はマスの顧客を対象に、汎用性のある商品を提供します。もしベンチャー企業がマスの顧客を対象とした場合、スケールメリットで不利になります。
少ない資本のベンチャー企業でも、局地戦であれば勝つことができます。逆に、大手はニッチ市場では費用対効果が合わず、参入しづらくなります。
この局地戦で勝つと、ほかの市場で横展開をできるようになります。磨き抜いた商品には、大手でも勝てないのです。
中には、興味が多岐にわたって、いろいろと手を出したくなる人がいると思います。しかし、一度に多くのことをしても、結局どれもうまくいきません。いろいろと試すのはいいですが、これと決めたら集中することが重要です。
■ 学生起業のパターン
実は、学生起業は手放しで推奨できるものではありません。なぜなら、学生起業をして長期間にわたって成功・存続できる企業はごく一部だからです。
学生時代に起業した会社がそのまま存続するケースも、まれに存在します。一方で、第二起業するパターンもあります。
- インターン(ベンチャービジネスを学ぶ)
- 学生起業(起業を経験し、課題が浮き彫りになる)
- 就職(自分に足りないものを習得し、資金をためる)
- 再度起業(確度を高くして起業する)
これからの日本経済を担う世代に頑張ってもらいたいですね。